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その色(1)

猫ほど体毛の色が様々な動物は珍しいと言えるでしょう。

猫好きな人なら、様々な色の猫を飼いたいときっと思うはずです。

猫以外のネコ科の動物は体毛の色や模様がだいたい決まっています。

ライオンは茶色で縞柄のライオンなど発見されたことも無いですし、虎は虎柄というくらいでみんな同じです。

なぜ猫はこんなにいろいろの色をしているのか、それは人間との共存の歴史が長いことに秘密があるようです。

猫は人間と暮らすうちに保護色を纏う必要を徐々に無くしたのです。

外敵から身を守るために身体を保護色で隠す必要もなく、自分でえさを獲るために物陰に身をひそめさせる必要もそれほどなくなった猫は、だんだんと様々な色の毛が生えるようになります。

さらにそのなかで可愛い色をした猫は、人間の手によって、繁殖が進み、だんだんと数を増やしていきます。

高く取引される体毛の猫を作ろうと多くのブリーダーが苦労したことは想像するまでもないでしょう。

このようにして様々な色の猫ができたと考えられます。

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