その身のこなし(2)
猫は腰の位置が高く、後ろ足の強いキック力と柔らかい背骨を利用して大きくジャンプします。
テーブルやちょっとした柵なら簡単に飛び越してしまいます。
猫は爪と,柔軟かつ強靭な筋肉を利用して木をかけのぼることができます。
ところがどちらかというと降りるのは苦手。
あんなに敏捷に木を駆け上ったのに降りるときには、こわごわ降りて、早く飛び降りたいといった感じです。
猫は優れた反射神経と運動能力で高い所から落ちても上手に身体を回転させます。
猫は、他の動物と比較して、身体のバランスを取るのに大きく影響する耳の中の三半規管が非常に発達しています。
これが猫のバランス感覚の良さの秘密です。
さらに身体の傾きが目の中の水晶体に加えられる刺激によって脳に正確に伝えられます。
だからこそ、猫は高いところから落下しても、空中で身をひねり、4本足で美しく着地できるのです。
しかもその着地のショックは全身の柔らかい筋肉や関節が受け止め、身体へのショックを最小限にするのです。
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