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その身のこなし(1)

猫はごろごろごろごろしていますが、いざ動いたら、その敏捷性は目を見張るほど。

筋肉が非常に発達しているので、自分の体長の5倍程度は飛び上がることができます。

さらに高いところから落ちても落ちている間に体をひねって4本足で着地します。

子供の頃、猫を放り投げていじめていた人がいるのではないですか?

走るのもすさまじく速い。

ネズミを追いかけている猫の速さには驚愕です。

ところが、その速さが長くは続きません。

長距離を走ることは大の苦手。

たいていの場合、ほんの数分走っておしまいです。

一方で身体の関節がとても柔らかく柔軟です。

そのうえ、内蔵が比較的自由に身体の中を移動させられます。

皮膚も比較的自由に伸び縮みさせられるのです。

猫背という言葉の通り、猫は背中を丸くしていることが多いのですが、歩いているときには背はまっすぐに伸びています。

弓のようにしなやかに背骨を曲げ、一気に伸ばすことによって、着地時や獲物に飛びついた時の衝撃をやわらげることができるのです。

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