その爪(2)
猫の外側の爪は、何重かに爪が重なり合っているような構造になっています。
外側の古い爪から剥がれ落ちていくわけです。
この最も外側の爪を抜き取る作業が、いわゆる「爪とぎ」です。
猫の爪も放っておくとどんどん伸びてしまいます。
この辺りは人間と同じです。
猫の足を観察すると、通常は、爪を引っ込めて隠していることが分かります。
ですから猫の足を掴んでその肉球を自分の目に当ててひんやりしたあの感触を楽しめたりもするのです。
ところでハンターである猫は、獲物が近づくのを待って、音も無く忍び寄り、いきなり爪を出して飛びかかり獲物を抑え込みます。
近づくためには、爪を引っ込めてできるだけ音がしないようにするのが得策なのです。
出し入れ自由な爪だからこそ、獲物を獲るのに非常に有利なのです。
犬などの狼の仲間ははじめから爪がでていて獲物を走って追いかけるのに有利です。
猫が爪を研ぐのは爪をとがらせる目的があるからです。
しかし実はそれだけではなく足から出る汗をつけるマーキングも同時に行っているのです。
家猫の場合には、たぶんこちらの方が重要。
そのついでに爪でがりがりやってしまうようです。
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