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その瞳(2)

「猫の目のように変わる」というのは、形がくるくると変わることに用いられる比ゆですが、猫の目は確かに見ていてすぐに分かるほど変化します。

ネコの瞳は暗いところでは丸く、明るいところでは縦に細くなるのです。

人間の場合にも明るいところでは瞳の中が細くなりますが、猫ほどに目立つことはありません。

人間もまぶしいときには目を細めますが、猫はそれを人間よりもずっと頻繁に行うのです。

猫は基本的にひどいまぶしがり屋なのです。

これは獲物を狙うのに、暗い場所でもよくえさになる動物が見えるように暗いところを標準としているからでしょう。

明るい場所だとまぶしすぎるため瞳を小さくして調節しているわけです。

しかし猫の目は人間のようにはよくないようです。

猫の目は色を判別できる能力はなく、視力もだいたい人間の1/10程度ではないかといわれています。

ただし、顔の正面に両目がついているため、人間と同じように立体視は可能で目標までの距離は正確に掴むことができます。

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