食事には気をつけて
猫は肉食ですが、肉や魚を生で与えることは避けましょう。
よく「猫がイカを食べると腰を抜かす」と言われますが、これは生のイカにビタミンB1を破壊するチアミナーゼという酵素が含まれているためです。
イカだけでなく、生の魚介類にはこの成分が多く含有されていますので、必ず加熱して与えてください。
「猫がアワビを食べると耳が落ちる」とも言われますが、これにも根拠があります。
貝類の内臓に多く含まれるピロフェオホルバイドaという成分を猫が摂取すると、光線過敏症を引き起こします。
猫の皮膚の中でも耳の皮膚は特に薄いため影響を受けやすく、耳の組織が壊死してしまうこともあります。
「猫にも野菜を」と考える飼い主さんもいらっしゃると思いますが、ネギ科の野菜(ネギ全般、玉葱、ラッキョウ、ニラ、ニンニク等)も猫にとってはネギ中毒の原因になるので注意しましょう。
ネギ中毒とは溶血性貧血のことで、アリルプロピルジスフィドという成分が赤血球を破壊することで起こります。
健康な成猫であればさほど重症にはなりませんが、子猫や高齢の猫の場合には重症化し、死に至ることさえあります。
ネギ科の野菜は料理の「隠し味」的な存在で、目には見えなくても細かくみじん切りにしたものが含まれている可能性もあるので、市販の惣菜類は与えないほうが無難です。
この他にも、猫が食べてはいけない食品はまだまだたくさん存在します。
ペットとして猫を飼う前に、しっかりと学んでおきましょう。
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